2013スペインテニスヨーロッパ視察で学んだことPart18!U12男子決勝!相手のポジションを見てショートクロス!
相手のポジションを見てショートクロス!
さて今日も、ETAの動画の紹介です。今日のプレイも簡単にやっていま相手のすけど、なかなかU12では出来ていない内容です。
画面奥のNicolas選手は、回り込んでのストレートでLuis選手を右に大きく振ります。Luis選手はなんとか返球し、次のボールでエースを取られないようにポジションを大きく下げて守りを固めます。Nicolas選手はその動きを良く感じ取れていて、空いているショートクロスに配球してポイントを決めます。
下の写真のように、回り込んでのストレートでLuis選手は大きくバランスを崩して、右に追い出されます。
なんとか返球しますが、甘くなったため、Luis選手はコート後方に下がって、エースを取られないように守りを固めます。
下の図のように、青①のNicolas選手は、青いラインのボールを打つと赤①のLuis選手が後ろに下がっているために、エースが取りにくい状況です。
その為、赤いラインのショートクロスに打ちます。赤①のLuis選手は、そこまでは距離がありカバーしきれません。スピードで押し切れない状況を作られた時に、瞬時に判断して、スピードに頼らずにポイントを終わらせる能力。『あそこ空いてるから、そこ打ったら勝てるやん!』って観戦している人は思いますが、実際コート内でやるのは結構難しいもんです。。。
※2013年9月24日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月20日に再度公開しました。
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