2013スペインテニスヨーロッパ視察で学んだことPart34!U14男子 ライジングを弾き飛ばすスピンが凄い!
ライジングを弾き飛ばすスピンが凄い!
さて今日もバルセロナETA U14の動画から。欧州の選手のスピンの回転量がわかるポイント。まずは、スピンサーブのキック具合。そしてそれをしっかりと返球するために、下がってリターンしますが完全に画面からいなくなります。そして次のボールをサーバーは、前に入ってライジングで打とうとしますが、しっかりリターンされたボールは重く、ラケットは弾かれ、弱いボールが帰ってしまいます。後はフォアで叩かれ、ボレーでフィニッシュ!
まずは強烈なスピンサーブ!
ライジングで処理する方法もあるけど、あえて後ろに下がってしっかり打つ方を選択。画面から完全に消えています。
そのしっかり打たれたリターンを、下がらずにライジングで打とうとします。うまくいけばそのまま攻撃に移ることができますが、跳ね上がるボールに弾かれて、弱い返球になっていまい勝負あり。
この位置からフォアをぶっ叩かれて、ボレーで終了。
ライジングで打って有利に進めるのがいいのか。それとも下がって消極的に感じても、実は重いボールを打って反撃の機会を伺うのがいいのか。正解はなく、そのやりとりが大切であるということ。以前紹介した奈良選手のラリーにもその細かいやりとりが入っていました。
※2013年10月21日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月20日に再度公開しました。
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