スペインテニス色々。。。
こんにちは!
今日で江坂ジュニアの冬の走り込みは終了!みんな良く頑張りました!
さて、今日はちょっとスペインテニスのお話。
関西テニス協会から、先日受講したスペイン人コーチのリバスさんの講習会のまとめが届きました。
具体的なデータが数値化されていてとても役に立つ報告書です。こんなんくれる講習会始めてです。
スペインテニスと言えば???
と質問すると、あのスペインドリルを想像し、何球も何球も反復するスタイルを想像する人が多いです。
確かに10年前はそうでした。
でも新しい考えは絶えず生まれて来てて、クローズドスキルのみのスペインドリルだけでなく、オープンスキルの練習を多く取り入れるスタイルも生まれて来ています。(実際は以前からあったんですけど、日本ではサンチェス・カサル方式のみが伝わり過ぎた感じかな)
今ではあのスペインドリルは間違いだった、と認めちゃう人までいます。
スペインドリルが究極のクローズドスキルなので、オープンな状況での練習をスペインでも多く取り入れる方向みたいです。
指導方法は、色んなやり方、色んなコンセプトがあっていいと思いますが、スペインテニスはこれからも強くあり続けるでしょう。
クレーコートがほとんどで、トーナメントがものすごく多い。そしてジュニアが、きちんと朝から練習できるテニスアカデミーがたくさんある。
これだけで日本とは雲泥の差です。
そして、クローズドスキルのスペインドリルであれ、多様性を育むオープンスキルな練習であれ、ラリーを長く続けるアベレージテニスを追求していくことには、変わりないでしょう。
世界共通で、今は精神論からの脱却を目指しているようにも思います。80球とか打ち続けるスペインドリルは、どちらかというと精神論・根性論重視の練習も言えます。
確かに数だけたくさんやり過ぎればいいというものではありません。でも、スペインドリルはやっぱり有効な練習だと思ってます。
使い方次第です。
そしてどんなことに効用があるのか指導者がわかって使ってるかどうかです。
ちなみに、リバスさんが教えてくれたドリルは、二年前にエスパルシアコーチが来てくれた時にもやってました。リバスさんの練習の方がよりオープンスキルを重視していますが。
スペインドリル<エスパルシアコーチのラリードリル<リバスさんのドリル
という感じでオープンスキルの濃度が増して行く感じです。
ま、どの手法を使っても、それらを混ぜても、しっかりやり切れば成果は出ます。
リバスさんもそう言ってました。スペインってね、やると決めたことはやり切る風土があります。なんかね、徹底してるんですよね。いい加減なところはめちゃいい加減なんですけど。。。
日本人は、スペインテニスの完全コピーでは合わない部分も出てきますが、学ぶところはたくさんたくさんあると思います。
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