眠る。。。
こんにちは!
職業柄、テニスってどんな時に上手くなるんだろう?って考えます。
コーチのアドバイスで上手くなる。
自分で気づいて上手くなる。
知らない間に上手くなる。
上手くなるっていう言葉の定義が曖昧なので、たくさん出てきますね。
今日は今読んでいる本で、長年の疑問が氷解したので、紹介します。
本はこちら。
- 眠っているとき、脳では凄いことが起きている: 眠りと夢と記憶の秘密/インターシフト
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睡眠に関する本です。その中に、ピアノのタッピングに関する内容がありました。要約すると、タッピングが上手くできるように練習した12時間後、1日中目を覚ました状態で再度練習した場合と、夜の睡眠を挟んで練習をした場合を比べました。すると目を覚まして練習した方は、向上はみられなかったけど、睡眠を挟んだ方は、最大で20%速く弾けるようになったそうです。睡眠は記憶の定着に効果があることは知っていましたが、運動神経の向上にも効果があるとは。長年の疑問とは、かつてのジュニアのこと。今やかなり名を知られるようになったジュニアです。小学2年・3年の頃に週2回ペースでプライベートレッスンをしていました。とても熱心なジュニアで、60分頑張り続けます。コーチの要求に食らいついてきます。ですが、そのレッスン中には、なかなか向上が見られない。(お前のコーチングが悪いという声はおいておいて)でもね、次に会った時には、できるようになっているんです。それはちょっとしたヘッドの走らせ方とか、僕にしか見えないようなことなので、家で練習する訳にもいきません。なのに次に会うと良くなっている。今回の本にあるように、睡眠を挟んだことによる効果があったのかもしれません。そう思うしかありません。貴重な経験です。できない子に、『なんでできないんだ!』と感じたり、『なんでできないんだ!』とコーチが自信をなくしたり、し過ぎるのは良くないということ。練習中選手もコーチも全力を尽くして、例えうまくいかなくても、一晩寝ることが解決になるかもしれません。練習中に多くを求めすぎたり、練習中に心が折れてはいけないということです。とはいえ、多くを求め、心が折れるギリギリまで追い込んでこそ、一晩寝ることで成長できるのかもしません。コート上では、いつも全力を尽くす!これは必須ですね。P.S. 2月のテニスキャンプは、大会使用などでコートが少なく、9日・10日の二日間のみとなりました、また3月は、1日・2日・3日に決定しました。募集などはまたこのブログで行います。しばらくお待ちください。
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