サンチェス・カサルの良いとこ、からの、飲食店の単価。
こんにちは!
アンヘルとのミーティングに気づいたことは、サンチェス・カサルアカデミーも日々、改善して変わろうとしていること。オーナー企業ですから、意思決定も素早いですし、行動に移すのも早いです。
このアカデミーの強みは、なんといってもインフラが整っていること。宿泊施設はもちろんのこと、学校、そして送迎バス。初めて海外に来る選手にはもってこいだと思います。
ホームセンター先からバスなど公共の交通機関で移動、練習が終わると学校は別のところへまた移動となるととても大変です。低年齢なら安全面も心配ですよね。ここならそんな心配なくテニスや勉強に集中できます。専用の送迎バスがあるので、ローカル大会もバスで連れて行ってくれます。来年からクラブ内での大会もたくさん開催していく予定だそうで、さらに便利になりますね。
アメリカの大学への合格実績もたくさんあり、それこそ僕が留学していた14年前から選手たちのビデオを撮影してアメリカの大学へ送りアピールしていました。ヨーロッパの大きいクラブは、普通に撮影スタッフを抱えています。ネットを含めてメディアにアピールしていくことの重要性をよく知っています。どのクラブもかなりしっかりとしたプロモーションビデオを作っていますよね。お金がかかってます。
IMGや新しくできたナダルアカデミーほどではありませんが、ヨーロッパではテニスのレッスン費は割と高めです。10数年前と比べると1.5倍くらいにはなっています。2016年のウインブルドンの男子優勝賞金が200万ポンド、2001年は50万ポンドですから約4倍。世の中そんなに好景気には感じませんけどね。
特に日本ではデフレがものすごいですからね。牛丼とかあのクォリティで安すぎでしょ。こっちなら10ユーロ以上取れますよ。シンガポールなら20ドル以上。安いのは消費者にとってはいいことですけど、飲食の事業者にとってはキツイでしょうね。しかもこっちの接客とか日本では全く通用しないレベルです。日本の飲食の方は、どんどん海外チャレンジすればいいのになぁ、と他人事ながら感じてしまいます。
ただ食習慣が異なるので、単価だけの問題でもないんですけどね。サンチェス・カサルのレストランやカフェで過ごしているだけでわかるんですけど、こちらの人は食べながら飲みながら本当によく喋ります。
イタリアで焼肉屋さんをしている方の話ですけど、8夜時に店に入ってきて、座るやいなや喋り始め、飲み物を注文するのがすで8時半、その後に肉を注文して最初の肉を焼き始めるのがすで9時なんてお客さんばかりだそうです。
日本なら8時に入店したら、8時10分にはすでに塩タン焼いてます。とにかくよく喋ってゆっくり食べる。そう、お客さんが回転しないんですね。一晩一テーブルに一組ってな感じです。単価高くないとやっていけないですよね。。。
テニスと全然関係ない話になってしまいましたけど、テニスのアフターキャリアで海外で飲食店なんてのもありですからね、なんて無理やりこじつけて見る。元ベルディ川崎の石塚選手はバルセロナでうどん屋さんをしています。
元Jリーガー石塚啓次が、バルセロナでうどん屋「宵宵祇園」を開店していた件!
話がそれてしまいました。バルセロナでテニスコーチにチャレンジしたい人に向けた記事にしようと思っていたのに。。。それはまた今度。。。
さて、今日は午後から2度目のアルビレックス新潟バルセロナ視察です。今日は現地のコーチや選手にもたくさん話を聞いてこようと思います。またこのブログで紹介しますね。テニス以外から学べることはたくさんあります。
アンヘルと握手してる写真とって!って頼んだら、このクラブハウスの建物がいいからその前で撮ろう!って言って撮ってくれた一枚!建物は良いけど、僕ら遠すぎやろ!!笑!誰かわからんわ!笑!
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