色んな都市を周って感じること。。。


こんにちは!

1週間スロベニアとアムステルダムに行って戻ってくると、バルセロナが自宅のような雰囲気になってきました。ちょっと手狭ですが、なかなか快適に暮らせています。

日本を離れて6週間、セブ、ダバオ、シンガポール、バルセロナ、アリカンテ、スロベニア、アムステルダム(国名と都市名ごちゃごちゃですが。。。)と色んな都市を周ってきています。どっぷりと生活しているという感じまでは長居していませんが、面白いもので、人間というものは、各都市でその特徴を肌で感じ取るものです。

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今のところ僕の中でのナンバー1は、バルセロナです。が他の都市も魅力的なところばかりでした。ダバオだけは、ちょっと想像と違いましたが。。。

バルセロナが素晴らしいところは、なんといっても、楽しむことのコストが低いところ。この1点につきます。生きて行くのにお金は必要ですが、国によって生活のコストは違ってきます。それは単純に物価だけでは計れないものがあります。

日本で得ている収入でバルセロナで暮らせたら、相当楽しいと思います。ですが、日本だと周りと同じようなグレードの暮らしをついつい求めてしまので、そこそこの家、車、習い事。。。など埋めていくうちに高額な生活コストがかかることになります。

日本にいると、幸せの指標であったりをGDPなどの経済指標に置き換えがちですが、実際はそうではないことに気がつきます。それは『お金だけが幸せではない』ということではなく、『お金は大切だけど、お金を含めたリソースをどのように使っているのか?』というところだと思います。

例えば、ヨーローッパの先進的な都市のアムステルダムとバルセロナ。街にゴミがなく、水道水もしっかり飲めるアムステルダムに対して、道にゴミが多く、水道水が飲めないバルセロナ。単純にこの2つを比べると、アムステルダムの方が住みやすいと感じるでしょう。

ですが、ゴミを減らしたり、水道水を綺麗に保つにはお金がかかります。すると税金が上がります。と、物価があがります。アムステルダムは、バルセロナより綺麗で水道水が飲めるけど、物価が高いという印象になります。

それだけではなく、日本に住んでいるとわかると思いますが、システムがしっかりしていると、なんとなく窮屈な雰囲気が出てきますよね。日本の鉄道システムの時間の正確さは有名ですが、それが引き金となって他人の時間の規律に関して寛容ではない社会が生み出されていることは事実だと思います。

アムステルダムはバルセロナに比べると、少し窮屈な街に感じます。(あくまで個人的な意見)

フィリピンのセブ島は、少しずつGDPが上がってきて(これからもっと上がる)いますが、まだまだ日本とは比べものになりません。個人の収入が日本ほど高くないので、みんな家族で暮らしています。お祝い事があると必ず家族で集まってパーティです。ちょっとビーチに出かけるにしても、大量のお弁当を作って7〜8人家族で来て楽しんでいます。

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日本だと収入が高いがゆえ、個人で生活できるので、家族が離れ離れになり1年に1回しか会えないというのは普通です。裕福になって失っているものがあるということを、セブの大家族を見ていると感じます。

自立して働いて生活することは大切ですが、そのためには、地理的に親元を離れてしまうことが多くなり、家族単位で幸せを感じることが困難になる。お金は大切ですが、お金を稼ぐことが社会全体の目的になってしまうと、自然と家族が離れ離れになっていくという感じでしょうか。

ですが、生活水準からいくとセブ島よりは日本の方が暮らしやすく感じます。セブ島では、経済発展していくのは間違いないので、今の家族間の距離を保ちながらそうなってほしいと思います。産業革命以後の発展ではなく、IT革命以後の発展なので、うまくいけば可能だと思います。

みたいなどうでもいいことを考えながら、昨日はぼんやりと過ごしました。

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今日はまた視察です。では行ってきます!!

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