錦織選手対フェデラー選手を観戦して学ぶためのチェックポイント。


錦織対フェデラー戦を見て学べること。

いよいよフェデラー選手対錦織選手の対決ですね。上の動画は、フェデラー選手の3回戦のベルディヒ戦のハイライトですが調子良さそう、簡単には勝てなさそうです。錦織選手が優勝するためには、しっかりと勝って勢いをつけたいところです。日曜日なので、お子様とじっくり観戦される方も多いと思いますので、、ちょっと注意して見て見ると面白さが倍増し、練習のヒントにもなるポイントをお教えします。

①フェデラー選手のタイミングの速さ
②フェデラー選手のポジショニング
③フェデラー選手の1歩の大きさ

①錦織選手のバックハンド
②錦織選手の細かいフットワーク
③錦織選手のメンタルタフネス

フェデラー選手の注目ポイント

①タイミングの速さ
まずフェデラー選手のタイミングの早さは注目です。ボールが地面にバウンドする時とインパクトで手を叩いて見るとタイミングの早さがわかると思います。ハーフボレーくらいのタイミングでフルスイングしています。
②ポジショニング
フェデラー選手の立ち位置にも注目です。ベースラインからほんの少し後ろにいることが多いです。こんな場所でプレイし続けるのは普通無理です。
③1歩の大きさ
フェデラー選手の1歩がとにかく大きいです。ボールを打つまで何歩で動いているのか?注目して見てください。構えの姿勢のスランスの広さも注目です。3つとも確認して次回、お子様とテニスをする時に試しにやってみてください。めちゃくちゃ難しいです。

錦織選手の注目ポイント。

①バックハンド
かっこいいフォアハンドだけでなく自由自在なバックハンドに注目です。プロはフォアハンドは良くて当たり前。非力な日本人でも両手で打てるバックハンドはとても大切なショットです。ボールを散らすテクニックはすごいです。特に相手の跳ね上がってくるボールをあっさりストレートに切り返すショットは必見です。
②細かいフットワーク
そして細かいフットワーク。スタンスは広いですが、ボールへの調整は細かいフットワークを使います。フェデラー選手とは対照的です。試合中に足が動いていないように見える場合、ボールに近く時に細かく動く錦織選手を真似すると良いのではないでしょうか?
③メンタルタフネス
次にメンタル。『俺は伝説のチャンピオンだ!!』みたいな感じで悠々とプレイし、早いタイミングでさっさとラリーを片付けようとするフェデラー選手の余裕を少しずつ崩していくと思います。ゲームが進むにつれてフェデラー選手が、試合前半にはなかった簡単なミスをし始め、リターンが返ってラリー戦になればポイントは錦織選手が取る。そんな流れに持ち込んで最後は勝つでしょう。フェデラー選手のレジェンドオーラを一枚ずつ引き剥がして行くような錦織選手のメンタルにも注目です。

見て学ぶ

錦織選手とフェデラー選手、共通する部分とそうでない部分があります。テニスのタイプは似ていると思いますが、自分の持っているものを最大限に活用して勝利に結びつけるのがテニス。一つのSHOWとして見ても二人の対決はボール片手に本当に飽きずに楽しめるエンターテイメントですが、ちょっとした着眼点を持てばすごく良い勉強になります。ド派手なショット、ボールのスピードばかりに注目せずに、お子様のため、ほんの少し勉強しましょう。

しっかり応援して、良いイメージをつけてテニスコートに直行しましょう。

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