外国人とコミュニケーションを取るために日頃からしておいた方がいいこと。書くと話すの違い。
海外遠征や外国人コーチのテニスレッスンなど、テニスを通じて英語でコミュニケーションをとるチャンスがある時に、英語が口から出てくる子とそうでない子がいます。学校の授業では全員、少しずつ英語に取り組んでいるはずなのに話せる子とそうでない子の差はどこにあるのでしょうか?
英語だけに触れていると徐々に理解し始めるジュニア達
箱根テニスキャンプでは、スペイン人のエスパルシアコーチに英語でレッスンをしていただきました。子供達の理解度を上げるため、通訳をつけて内容の濃いエスパルシアコーチのレッスンを正確に伝えました。レッスンは5日間行いましたが、子供達は日を追うごとに通訳の言葉だけではなく、エスパルシアコーチの英語に対しても相槌を打ち始めました。
バルセロナでの2週間の留学でも
昨年訪れたバルセロナのサンチェス・カサルアカデミーのレッスンでも、ジュニア達は英語でのレッスンを受けました。最初は戸惑ってましたが、日に日に慣れていき、コーチの言うことをよく聞いて練習をしていました。
テニスに関することだとなんとなくわかってくる
レッスンで話していることはテニスについてです。フォアやバック、ベースラインなど知っている単語もたくさんあります。言葉だけでなく、お手本を見せながら、またジェスチャーを交えて説明してくれるので英語に慣れるにはとても良い経験になったと思います。子供達にとってもテニスに関することは興味がある内容なので、しっかりと耳を傾けます。
話す訓練をしているジュニア
ただ、自ら英語で話すジュニアはごく僅かでした。口から英語が出てくるジュニアは、インターナショナルスクールに通い普段から英語を使っているジュニアとスカイプを使って英会話をしているジュニアでした。ノートに英語で質問を書いてきたジュニアはたくさんいましたが、
書くことと話すことはまた別である
と再確認できました。インターナショナルスクールに通うのはハードルが高いですが、スカイプでの英会話は、それほどハードルは高くなくて、すぐに始められるのでお薦めです。せっかく外国人と触れ合う機会があるのであれば、少し前からやっておくと良いかもしれません。海外遠征などをする数ヶ月前からスカイプ英会話をしておくと、海外で得られる経験が倍増するでしょう。
書くだけでなく、話す訓練をいかにするか?がスムーズな英語コミュニケーションには必要だと思います。
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