月曜日は本の紹介!
こんにちは!
昨日は涼しかったですね!
早くエアコンいらずの生活になってほしいですね。
さて今日紹介する本はこちら!
- 地下鉄は誰のものか (ちくま新書)/猪瀬 直樹
- ¥777
- Amazon.co.jp
東京にはあまり行くことはありませんが、
その地下鉄の本数は、かなり多いと感じました。
大阪でも電車に乗ることが少ない生活をしているので、
東京の地下鉄の乗り継ぎはかなり難儀したことを覚えています。
さて、この本に書かれているののは、そんな東京の地下鉄が
実は二つの事業体で運営されているということ。
そしてその弊害がいたるところに出ていて、
地下鉄の公共性が損なわれているということです。
都営とメトロの二つがあり、両者を乗り継ぐごとに運賃が追加される。
(都営からメトロへと1回だけの乗り継ぎの場合は、若干の割引があるが、
都営→メトロ→都営と二回乗り継ぐと割引はなくなる)
二つの事業体が、各々の利益のみを追求しているのだから
双方が歩み寄って公共性を計るというのは『理想』ではあるが、
現実化は難しそうだと感じる。
この本の著者が東京都の副都知事の猪瀬さんでも、
ことは簡単に進まなだろう。
この『公共性』という論点は、すべての企業に当てはまるものだと思う。
新規事業は別としても、成熟期に入っている企業は、なんらかの『公共性』が
あった方が企業としての存在価値があがり、長期的に生き残れるような気がする。
企業というものは、成熟期まできてしまうと、
変わるチャンスも失ってしるのかもしれない。
現在調子の良い新規事業の会社は、
いつまでもスーツにネクタイなどに固執せずに、
Tシャツにサンダルで仕事して、変わるべき時に変われる企業であったほしい。
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