20%ルール


こんにちは!
そう言えば、春くらいにテニスの技術系ブログを始めようと言っていた。セミが鳴き始める頃には始めたいなぁと言っていたけど、そのセミの声が全く聞こえなくなった今頃になって、
ようやく構想が固まってきました。笑。あとは第1回目の記事が書ければあとは続いていくでしょうから、いつその第1回目が書けるかですね。笑。外のレッスンでベンチコートを着るまでということにしとこおうかな。笑。
さてさて、あの世界的企業であるGoogleには、仕事上のルールがあって、『20%ルール』というらしい。
①勤務時間の内20%を自分の好きなプロジェクトに費やせ、
というものみたいです。また、この内容を受けて小飼弾さんは、それではまだ足りない。
②既存の仕組みを回す仕事を勤務時間の20%で終わらせ、80%は新しい仕組みを作り出す作業にあてなければならない。
と言っています。①は現場で働く人間、②は管理職という感じでしょうか。僕に当てはめて考えてみます。職業はテニスコーチです。でも会社員ではありません。個人事業主です。『スペイン帰りお気楽テニスコーチ商店』の社長兼平社員みたいなもんです。笑。①に関しては結構達成しているかもしれません。80%は、現在契約していただいているテニスクラブの業務に費やし、20%はブログを書いたり、本を読んだりしています。あと膝痛や腰痛予防にしているランニングと腹筋背筋はしれにあたるかな。(ブログを書いたり、読書は仕事か?と怒られそうですが、まあ許しといて下さい)
では②。もともと現場以外の業務はないに等しい。勤務報告書を提出するくらい。新しい仕組みを作り出す作業というのは、なんだろう?、将来設計みたいなもんだろうか?今のクラブに『はい、契約解除ね!』なんて言われたときように新しい仕組みを考えとかないとということだろう。まあ、勤務報告書を書くのに要する時間は5分くらいだから、それに費やすべき時間は20分くらい。『まあ、なんとかなるか!』くらいの結論くらいしかでないだろうな!笑。
さて20%という時間配分は無理かもしれないが、テニスにおいてもオンコートのテニス以外、もっと言えばテニスコーチと接している時間以外に自分を高める時間を持つことって重要だと思います。学校の宿題でもいいし、読書でもいいし、なんでもいい。
テニスって、上手くなる時期は一気に伸びるけど、一度停滞期に入るとなかなか次なる『いい結果』が出てこないもの。そこでモチベーションが下がったり、練習量が減ってしまうと余計に停滞期は抜け出せない。コートに立ち続けることが必須条件になる。
その時に、勉強で苦手な数学の難問を一人で1時間考え続けて問いた経験があったり、読書で誰かの伝記を読んでモチベーションを保ったりということをしておけば、コートに立ち続けることができると思う。
もともと好きで始めたテニス。好きで楽しかったはずなのに、ある日気がつくとその好きだったものに苦しめられている自分に気がつくと逃げたくなる。よくあることです。
バルセロナ留学中に、僕と練習マッチをしていたイギリスから来ていた高校生の留学生が、『Hate tennis !』と叫んで翌日帰国してしまうということがありました。英語圏の人間が『hate』と使うのはよっぽど『嫌い』な時です。とてもいい奴で、上手かったしまだまだ将来性もあったのに。。。慣れない海外での生活や毎日の練習に耐えられなかった。。。
今の例は、『心』の部分ですが、『技術』の部分で行っても、小学生くらいの時は、他のスポーツも少し取り入れてもいいと思います。これは昔から言われてますが、時間的に忙しい日本の子供達はなかなか難しいようです。1つのスポーツに絞っても時間が足らないくらいですから。。。
でもこれもバルセロナ留学中に感じたことですが、ヨーロッパや南米のジュニア達のサッカーの上手さは想像を絶しました。日本人は僕も含めて下手すぎ。。。毎日一緒にテニスをしてたジュニア達も、サッカーでもプロ目指せるんじゃないの?ってくらいみんな上手かった。そしてその上『本気』なんです。テニスの勝負と同じくらい熱くやる。日本人は僕も含めて『こんな遊びのサッカーなんて、適当にやっとこう』くらいのノリですから、全くついていけません。
話はそれましたが、『停滞期』を乗り切る為には、モチベーションを保ち続ける事が必要。その為には、テニスだけを頑張るのではなく、他にも頑張ることを作ることが必要だと思う。別にたいそうなことである必要は全くない。
その経験が『頑張ること』それ自体に価値があることの発見になったり、小さな達成感を得ることによってモチベーションを保ち続けたりすることの助けになると思う。
と、偉そうなことを言いながらビールを飲む。ビールは20%には入れられないわなぁぁ、笑。
iPhoneからの投稿

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