レディースの技術!緊張しても、風がふいても。。。


こんにちは!

先日、『試合になるとボレーがうまくかないんです。。。』

という質問をレッスン後に受けました。

実際にその方はレッスンを受けていただいたのですが、

ボレーはとてもうまかったんです。

ただ、試合になるとうまくいかない理由もわかりました。

いわゆる『はじく』感じのタッチが得意で、

そのタッチしかできない。

面にボールの乗せる感覚が少ないために、

本番の緊張や、風などに影響を受けやすそうでした。

お互いが緊張してボールが死んでしまい

勢いのない状態のボールを打たされるケース。

風などの影響でボールの打点がとりにくいケース。

などでは、『はじく』タッチだけでは戦いにくいです。

そして試合中は往々にして、そういう状況になります。

『はじく』タッチの時は、下の写真の赤丸の位置、

手首の位置がほとんど移動しません。

photo:06


うまくラケットヘッドを使って軽く飛ばすのですが、

それはそれで必要な技術です。

でもそれしかできないと、『死んだボール』を

しっかり打とうとすると、下の写真のようにラケットヘッドを

大きく振ってしまい、ミスの原因になります。

photo:01

ミスせずにしっかりと打ち込むには

下の写真のように、ヘッドの位置はあまり変えずに、

グリップの位置を動かす方法がいいでしょう。

photo:02

そうすると、『はじく』というよりは、

ラケット面にボールが『のる』ような感覚が生まれます。
ほんの一瞬ですが、その感覚があることで、

緊張しても、風が強くても、しっかりと打ち込むことができます。

初心者の時は、『ボレーは振らない』なんて教わりますが、

振らないと飛ばないケースのあります。

下の3枚の連続写真のように、面がかぶさることなく、

移動していれば、『振った』ことにはならないという

意識でいいと感じます。

photo:03
photo:04
photo:05

場数を踏んで、色んなタッチのボレーを必要性を知ってマスターしていきましょう。

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