お子様のやる気を引き出す為に、保護者の皆様ができること
それは、
・コミュニケーション能力
・行動力
を高めることです。
私の経験
20年ジュニア育成の現場にいて、江坂TCという大きな施設のヘッドコーチまでやらせていただきました。繰り返しになりますが、その経験から言うと、保護者の皆様に身につけてほしいと思うのは、
・コミュニケーション能力
・行動力
の2つです。
コミュニケーション能力
・コーチとのコミュニケーション
・保護者同士のコミュニケーション
などがです。
行動力
・大会や練習への送迎
・ネットなどでの情報収集
などです。行動するには、情報収集も必要になります。
ヨーロッパ
クロアチアやスペインの大会会場でも、保護者の皆さんは、情報収集をしています。話している内容は、日本のそれと同じ内容です。
・練習環境
・勉強との両立
・大会の情報
などです。良い環境を絶えず探しています。
モチベーション格差
以前(数十年前)は、テニスがやりたくても環境がない、指導者もいないという環境だったことが、反骨精神を生み、子供達がテニスをやるモチベーションに繋がっていました。(おそらくお父さん・お母さんの世代)ですが、今はそれらは全て存在します。その環境を生かすために必要なのは、モチベーションです。お父さん・お母さんの役割は、
・コミュニケーション能力
・行動力
によって、与えられた環境で全力を尽くすマインドをモチベートしてあげることです。
大人は俯瞰できる
現状、ジュニアテニスの強さの指標はランキングしかありません。ですが、ランキングは、一度固定化されると、そう簡単に変化しません。実力通りに反映されない場合も多々ありますし、将来性が反映される指標でもありません。大人はそう言ったことが俯瞰的に見れるので、うまくモチベーションを保ってあげられるように動いて行きましょう。
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