スペインのテニスコーチがアドバイスをする時に必ず言う、ジュニアが速くスイングすることよりも大切なこと


それは、
身体の力を使うこと
です。

速いスイング

選手はスイングを速くしようとすると、
・肘や手首を使い過ぎる
・身体の開きを早くする

など、良くない動きになりがちです。

良いボール

選手が速くスイングしているからといって、ボールが速くなっているとは限りません。
・こねる動作が強くなる
・かすれた当たりが強くなる

ということになっている場合も多々あります。速くスイングしようとしていることで、逆にロスが生まれ、良いボールになっていないということになります。

ボールを良くするには

実際に良いボールを打つためには、
①身体をうまく連動させる
②体重をのせる
③相手のボールの力を利用する

ということが必要になります。スペインでは、①と②を合わせて『身体の力を使おう!』とアドバイスします。

体感速度

選手の一生懸命なスイングの結果が、全てボールのスピードとパワーに加われば最高なのですが、そう簡単にはいきません。闇雲に速くスイングするよりも、体感のスイングスピードは少し遅くても、身体の力をうまく使う方が、ボールにスピードとパワーを加えることができます。

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