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それは
相手の弱いボールを引き出すこと
です。

打ちにくいところ

・バックハンドの高い打点
・少し浅めで低い打点
で打たせることで、相手のボールは勢いがなくなります。自分がフォアハンドストロークを打てる時に、すぐに攻めに行かずに相手のバックの高いところを狙っていくパターンは、ヨーロッパの試合でも頻繁に使っています。またスライスを使って、相手に少し浅めで低いところで打たせるのも効果的です。

遠いところ、角度のついたボール

角度のついたボールを打って、遠いところで打たせます。ベースライン上で左右に振るだけでは、なかなか弱いボールを引き出せないばかりか、カウンターショットもケアしなければなりません。サイドラインの方へきれて行くボールを使って、相手の弱いボールを引き出しましょう。

詰まらせる

相手の打点を遅らせることで弱いボールを引き出します。ただ速いだけでのボールでは詰まってくれないので、バウンド後の伸びが求められます。
・バウンド後の失速が少ない
・スピン量が多く、想像を超える立体的な軌道
などで相手に重いと感じさせるボールを打ちます。

慌てない

相手から弱いボールが来たからといって、慌てて攻撃しないことは最も大切です。弱いボールを引き出してから３球くらいで決めるイメージが必要でしょう。慌てると自滅につながります。