ヨーロッパのコーチがジュニア選手の練習を見る時にチェックしていること
それは
技術と要領の違い
です。
技術
技術は、基本を使い切った後に使うものです。
・ボールの後ろに入る
・体重移動する
・打点を調整する
など基本の動きをしっかり行って、その上で相手選手との差を作り出すのが技術です。
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要領
要領とは、基本を使わずに使うものです。基本ができていないのを、うまくごまかすために使います。不要かというとそうでもなく、基本を突き詰めても、完璧ということはないですから、要領の力は借りることになります。
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区別をつける
大切なことは、練習中に
・技術を使っているのか?
・要領を使っているのか?
を区別することです。技術と思ってやっていることが、要領だった場合、良い練習であるとは言えなくなります。
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高いレベル
高いレベルを目指している選手ほど、高いレベルの基本を追い求めます。足の調整ができていない部分を補っている要領の部分を、技術とは認識していません。勝負の最終局面で、力を発揮するためには、『技術と要領の違い』に注意して高いレベルの基本を追求する必要があります。
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