ジュニアテニス、年齢によるグリップの握り方の変更方法
小学3年以下
この時期はまだ、感覚が柔軟です。厚すぎるグリップを修正するならこの時期が良いと思います。発育スピードが遅いと、レギュラーボールがまだ重すぎることがあり、そうなるとグリップが厚くなる可能性が高くなります。またコンチネンタルグリップの習得にも適していますが、大人のようにボレー対ストロークなどは、うまくできないので、スライス系のタッチの練習などから始めましょう。
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小学4年〜6年
少しずつ感覚が固まってきます。競技歴が数年あるならグリップの変更は、時間がかかるでしょう。負けられない立場にいるなら余計にです。グリップを変えるには、
①試合に負ける
②手首を痛める危険性
があることを理解する必要があります。
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中学生以上
ボールを打つ感覚がほぼ出来上がっているので、グリップを変えるにはより時間がかかるようになります。グリップを変えることが必要なケースもありますが、その結果どういうボールを打って、どういう風に勝ちたいのか?を考えて、戦い方や勝ち方の方面からアプローチしていく方法もいいと思います。
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ストレス
グリップを変えることにストレスなく、楽しめるのであればいいのですが、思うようにいかずに高いストレスがかかってしまっては良くありません。できるだけ低年齢のうち、まだ、本人達は何が良くて、何が悪いのかわかっていないうちに、正しいグリップの範囲内で習得してもらうのが理想です。もし頑張ってグリップを変えている選手がいたら、できるだけ変更後のグリップで戦いやすいサーフェイスで練習することをお勧めします。手首の負担が軽減されると思います。
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