木曜日は本の紹介!


こんにちは!今日はこどもの日!

こども達にテニスの良さを伝えることが仕事の僕が

おすすめする本はこちら!

みる わかる 伝える/畑村 洋太郎
¥1,260
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著者の畑村洋太郎さんは、『失敗学』という学問の研究をされている人です。

きちんと、みえていなから、、、失敗する。

きちんと、わかっていないから、、、失敗する。

きちんと、伝わっていないから、、、失敗する。

というイメージで読み進めるとよくわかります。

僕達テニスコーチにとってとても役に立つ本です。

みること、わかること、伝えること。

すべてテニスコーチや教育者に必要な要素だと思います。

なぜ、うまくみえないのか?

なぜ、うまくわからないのか?

なぜ、うまくつたわらないのか?

を、科学的に分析してわかりやすく説明してくれています。

本文より引用すると、

危ないことを見たくない人はそのサインを受け取ることができない。

世の中のすべてのものや事象は、いくつかの「要素」が絡み合う形で必ずある「構造」をつくりだしている。

私たちがこれを理解するときには、頭の中で要素や構造をつくりあげているのだ。

伝えようとする内容と、伝えられる人の頭の中のテンプレートとが一致しないからうまくつたわらないのだ。


人は本当に「この知識が欲しい」と思うようにならなければ、頭が能動的に働かないようにできている。


文章が持つ一般性は頼りになる。これに絵の持っている具体性が加われば鬼に金棒なのである。

などなど、なるほどと思うことばかり。

1回読んで終わりというよりは、トイレやリビングなどに常時おいておいて、

一日一回くらいパラパラとめくるのがいい本だと思う。

『みる わかる 伝える』ということに対して

いつも謙虚な気持ちでいることが重要であると気づかされる本です。

まさに、失敗学の先生の書く本だ!

毎朝、トイレでぱらぱらめくって、大小かかわらず失敗を減らそう!

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