月曜日は本の紹介!


こんにちは!

ぎっくり腰がずいぶんよくなりました。笑。

後輩の鍼灸師のおかげでございます。

彼が僕の近くに住んでるかぎりは、

僕の身体は彼にまかせようと思ってます。

常々、『完全にオーバーワークだからトレーニング量を減らせ』と言われていたのに

歯止めがきかずにやり続けたのがよくなかったです。笑。

やっぱり36歳は36歳なりに、

休養もとりながらトレーニングしないと駄目ですね。

まあ、、何事も経験です。笑。

さて今日紹介する本はこちら。

伝説の「どりこの」 一本の飲み物が日本人を熱狂させた/宮島 英紀
¥1,575
Amazon.co.jp

昭和初期に、日本を席巻した幻の飲み物『どりこの』に関する本です。

カルピスのように薄めて飲むそうですが、

なんと講談社が売っていたそうです。

栄養が足りない時代に、滋養にも良いというふれこみで

大ヒット商品になった『どりこの』という飲み物。

ブームを作り、ヒット商品にしたてあげた野間清治社長の手腕と、

なんとか国民に栄養がある飲み物を作りたいという高橋孝太郎博士の情熱が

コラボして日本中に広まっていった過程が書かれています。

ビジネス書としても面白いし、

高橋博士の開発の苦労話もまた勉強になります。

当時は、今と違って『どうやって太るのか?』という時代。

今は真逆の『どうやってやせるのか?』という時代ですから

当然、その変化によって『どりこの』は姿を消していきます。

第二次大戦で原料である砂糖の入手が困難になったのが

もっとも大きな作られなくなった要因とも言われているそうです。

野間社長の、少年部という部署を作り、

14歳以上の少年を社員として雇い、

優秀な人間として育てていくという姿勢にも

感銘を受けました。

時代は違いますけど、孫さんのアカデミーみたいなものでしょうか。

昭和初期の新聞広告の写真もたくさん掲載されてます。

新聞が数少ない情報源の時代に、こんな広告出されたら

飲みたくなるわ~って感じです。

もう不可能ですが、ちょろっと飲んでみたいですね。笑。

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