食べたらなんにも残らない。
こんにちは!
3週間前に軽いギックリ腰になり、ようやく走れるようになったと思ったら、今度は10歳も下の若手コーチが、僕よりかなりヒドイと思われるギックリ腰に。。。
休みの少ない業種ですけど、怪我や病気で休むのは御免こうむりたい所です。
さて、先日美味しい焼き鳥屋さんを見つけました。衣食住のバランスを考えた時、僕は、『衣』とか『住』とかはどうでもいいと思ってます。最低限でいい。でも『食』だけは、こだわりたい。といってもほとんど普通のものしか食べてませんけど、普通のものを食べる時は『普通やな~』と思いながら食べる嫌な奴です。笑。
もちろん、衣食住すべてに良いものを求めて生きていきたいのはやまやまですけど、『住』はコストが高すぎます。銀行に利子を払ってまで住みたい場所はありません。
『衣』に関しては、もちろん人間は着るものによって気分も変わるし、行く所も変わってきますから、良いものを着ていたいと思っています。意外にも、丸一日かけて洋服を選んだりもしてました。でも職業柄、1年のほとんどはジャージです。笑。たまに外出する用の服なんて1つか2つあればいいですから、洋服なんてほとんど買いません。
ということは消去法的にも、『食』に比重がおかれます。職業柄、お腹も空きますし。笑。
そしてやっぱり『食』にお金をかける最大の理由は、後で何も残らないからです。もちろん、食べたという経験は残りますけど、物としては何も残らない。それがなんか好きなんです。
先日、ジュニアのレッスン中に小学5年生の子にこう言われました。『コーチってスペインにテニス留学しててんなぁ。その時に、向こうで試合でて勝ってたん?なんか戦績残したん?』
『試合は全く勝てなかったわ。。。』
『ほな、留学行った意味、全然ないやん!』
なかなかにストレートな物言いで、やられました!笑!その通り、毎日毎日、レッドクレーで練習して試合出ては負けての繰り返し。。。なんの成果もなかったです。。。悲。
まあ、でも不思議なもので、あとに物として、そして成果の数字としては何も残っていないけれど、僕の中にはものすごく貴重なものが残っているんです。
それは『経験』とか『苦労』とか『挫折』みたいなものではありません。
そういう言葉で表現するのは、いつも傍観者です。当事者はそんなことあまり思いません。
でも、普段の生活で、(1日に人間はたくさんのことを考えて、選択していると思うのですが)感じ、考え、選択するすべての瞬間に影響しています。
先日、ツイッターで為末大さんが、『トップアスリートの感覚を言葉にすると台無しになってしまうことがある』というようなつぶやきをしていました。
まあ、僕のはパンピー(一般People)の感覚ですけど、それでもこうやって文章を書いていると言葉に置きかえるとなんか『台無し』になってしまうものって多いなぁと感じます。
物として残らないものは、言葉としても残さない方がいい。
留学で得られるものは、言葉として残さなくてもいい。
話を戻しますと、『食』で得られる物として残らない『何か』という存在が魅力的です。
別に、高価な物を食べて、高いステイタスを経験して。。。とかいうものではありません。
あとに何も物として残らないのっていいと思うんです。なんかお金に苦労しそうな人生ですね。笑。
ちなみに『捨てること』も大好き。
最近の若者は留学しない傾向にあるそうです。先の小学生も、例え成果がでそうな可能性が低く感じたとしても、いつか留学を経験してほしいと思います。(スペイン人はめちゃくちゃつえ~ぞ~!笑!)
まあ、一番良くないのは、何でも成果に結びつけるビジネス的な感覚を、ビジネス以外にも用いることだと思いますけど。。。
なんか口内炎が酷すぎて集中できず、本当に支離滅裂な文章になっちゃいました。感染性胃腸炎にギックリ腰に頑固な口内炎、今年は身体がいまいちだぁ。。。
口内炎痛いけど、今からタイカレー食べまくります!笑!
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