肩甲骨3


こんにちは!

さて前回からの続き。

肩甲骨まわりの筋肉を紹介していきます。

いわゆる肩の筋肉を言えば、下の2枚の写真である三角筋を想像します。

この筋肉が、ガボっとでかいと、いかにも力強いボールが飛んできそうですが、

関節の可動域が狭いとそうでもありません。

パワフルなスイングに見えても、ボールの伸びはいまいちだったりします。

photo:06
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テニスのサーブやスマッシュなど、オーバーヘッドの動作において

十分な筋持久力を必要とするのが、『ローテーター・カフ』と呼ばれる

インナーマッスルの集合体です。

本によって3種類や4種類の集合体と説明がバラバラですけど、

ここでは4種類のインナーマッスルの集合体として紹介します。

肩の障害予防には鍛えておかなくてはならないインナーマッスルです。

photo:01
上の写真はローテーター・カフを背中側からみたところ。

ここで見えている部分に3つのインナーマッスルがあります。

実はお腹側から見てもひとつローテーター・カフに属するインナーマッスルがあります。

それが下の写真。

『肩甲下筋』です。

写真は、お腹の側からみたものです。

肩甲骨と肋骨のすきまにあります。

(あくまで大雑把にいうと)

photo:02

続いて、背中側にあった3つのインナーマッスルを紹介します。

photo:03

上の写真が『棘下筋』です。

photo:04

続きまして『棘上筋』

photo:05

最後に『小円筋』です。

以上の4つ、

『肩甲下筋』

『棘下筋』

『棘上筋』

『小円筋』

をまとめて『ローテーター・カフ』と呼びます。

肩甲骨をサンドイッチするようにこれらのインナーマッスルは存在します。

このシリーズでは筋力アップというよりは、柔軟性を上げることを目的としたいので、

このローテーター・カフのストレッチ方法を簡単に紹介します。

よくテニス前の体操でやる、両肩をぐるぐる回すやつは、

一番上の写真の三角筋や、大胸筋、広背筋が伸びて

なんだか気持ち良い~って感じです。

インナーマッスルはあまり伸びてなかったりします。

今回紹介した『ローテーター・カフ』を伸ばすには、

下の2枚の写真のような姿勢がいいそうです。

photo:08
photo:09

身体、かっちかちの私の写真なのであしからず。。。

2枚目の写真など、左右の柔軟性に差があるのがよくわかりますよね。。。苦笑。。。

でも、『ローテーター・カフ』を構成する筋肉の画像をイメージしながらやると、

なんとなく伸びているような気がします。不思議なもんです。

このストレッチはかなり初級かな。

『ローテーター・カフ』を構成する筋肉を意識したり、

その柔軟性を計るのに良さそうです。

この姿勢もできないのではれば、かなり問題です。。。

あとせっかくなので、もうひとつ。

これはダイナミックストレッチの一種で、ウォーミングアップなどに良い。

両肘を身体につけて、肘の位置を動かさずに、

こぶしを身体の前にもってきたり、戻したりします。

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肩を故障した人が、ゴムチューブなどを使って、

練習前に片手づつやっているのを

見たことありますよね。

『ローテーター・カフ』の筋力UPとウォーミングアップが目的でしょう。

ちと長くなったのでこのへんで。。。

まあ、詳しくはお近くのスポーツトレーナーまで!

次回は、肩甲骨まわりのまた別の筋肉を。

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