肩甲骨3
こんにちは!
さて前回からの続き。
肩甲骨まわりの筋肉を紹介していきます。
いわゆる肩の筋肉を言えば、下の2枚の写真である三角筋を想像します。
この筋肉が、ガボっとでかいと、いかにも力強いボールが飛んできそうですが、
関節の可動域が狭いとそうでもありません。
パワフルなスイングに見えても、ボールの伸びはいまいちだったりします。
十分な筋持久力を必要とするのが、『ローテーター・カフ』と呼ばれる
インナーマッスルの集合体です。
本によって3種類や4種類の集合体と説明がバラバラですけど、
ここでは4種類のインナーマッスルの集合体として紹介します。
肩の障害予防には鍛えておかなくてはならないインナーマッスルです。
ここで見えている部分に3つのインナーマッスルがあります。
実はお腹側から見てもひとつローテーター・カフに属するインナーマッスルがあります。
それが下の写真。
『肩甲下筋』です。
写真は、お腹の側からみたものです。
肩甲骨と肋骨のすきまにあります。
(あくまで大雑把にいうと)
続いて、背中側にあった3つのインナーマッスルを紹介します。
上の写真が『棘下筋』です。
続きまして『棘上筋』
最後に『小円筋』です。
以上の4つ、
『肩甲下筋』
『棘下筋』
『棘上筋』
『小円筋』
をまとめて『ローテーター・カフ』と呼びます。
肩甲骨をサンドイッチするようにこれらのインナーマッスルは存在します。
このシリーズでは筋力アップというよりは、柔軟性を上げることを目的としたいので、
このローテーター・カフのストレッチ方法を簡単に紹介します。
よくテニス前の体操でやる、両肩をぐるぐる回すやつは、
一番上の写真の三角筋や、大胸筋、広背筋が伸びて
なんだか気持ち良い~って感じです。
インナーマッスルはあまり伸びてなかったりします。
今回紹介した『ローテーター・カフ』を伸ばすには、
下の2枚の写真のような姿勢がいいそうです。
身体、かっちかちの私の写真なのであしからず。。。
2枚目の写真など、左右の柔軟性に差があるのがよくわかりますよね。。。苦笑。。。
でも、『ローテーター・カフ』を構成する筋肉の画像をイメージしながらやると、
なんとなく伸びているような気がします。不思議なもんです。
このストレッチはかなり初級かな。
『ローテーター・カフ』を構成する筋肉を意識したり、
その柔軟性を計るのに良さそうです。
この姿勢もできないのではれば、かなり問題です。。。
あとせっかくなので、もうひとつ。
これはダイナミックストレッチの一種で、ウォーミングアップなどに良い。
両肘を身体につけて、肘の位置を動かさずに、
こぶしを身体の前にもってきたり、戻したりします。
肩を故障した人が、ゴムチューブなどを使って、
練習前に片手づつやっているのを
見たことありますよね。
『ローテーター・カフ』の筋力UPとウォーミングアップが目的でしょう。
ちと長くなったのでこのへんで。。。
まあ、詳しくはお近くのスポーツトレーナーまで!
次回は、肩甲骨まわりのまた別の筋肉を。
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