肩甲骨4
こんにちは!
引き続き、肩甲骨について。
今回は、肩甲骨を動かす時に使われる筋肉。
以前の記事 で紹介したように、
大きく分けると肩甲骨は6タイプの動きをします。
外転、内転、挙上、下制、上方回旋、下方回旋です。
肘を身体につけて前に出したり、後ろに下げたり(外転、内転)
腕をダランとして、肩を上げたり下げたり(挙上、下制)
肘を真横に上げたり下げたり(上方回旋、下方回旋)
できます。
これらの動きには主に5つ(+おまけひとつ)の筋肉が関与してます。
ではひとつづつ紹介します。
まずは、『僧帽筋』です。
大きい筋肉なので上中下の3つに区分けされたりもします。
続いて『肩甲挙筋』
見るからに肩甲骨を上に引っ張れそうですよね。
続いて『小菱形筋』です。
そして『大菱形筋』です。
この『小菱形筋』と『大菱形筋』は一緒に働きます。セットです。
ここまでの『僧帽筋』『肩甲挙筋』『大小菱形筋』は、
身体の後ろ側にあります。
続いて、身体の前方の筋肉。
まず『前鋸筋』
続いて『小胸筋』
そしておまけの『鎖骨下筋』
おまけなのは、まあ、役割が少ないからです。
以上の、『前鋸筋』『小胸筋』『鎖骨下筋』は肩甲骨の前方にあります。
写真だとわかりやすいですよね。
これらの筋肉によって、肩甲骨は6つの動きをします。
もちろん、6つの動きは混ざり合います。
ボール投げの動作では、『上方回旋』と『外転』が混ざります。
テニスには、肩甲骨の動きは、6つの動作がたえず混ざり合います。
肩甲骨の動きを柔軟にしようと思えば、
これらの筋肉の動きの柔軟性をしっかりと保つことが必要です。
次回は、これらの動きを柔軟にするストレッチの紹介です。
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