レディースの世界 ルーズボール2
こんにちは!
先週に引き続いて、ルーズボール(勝手に名付けました)の処理。
先週は、赤の②の人が青の①の人に落ち着いて深く返球するパターンを紹介しました。
今日は、相手の前衛(青の②)の人に対して仕掛けるパターンです。
良くないのは、なんとなく青の②の人の方に打ってしまって、
下の赤いラインのようにあっさりと決められるパターン。
意外とよく目にします。
気がつくと、相手の前衛の方に打っていて、
それがまたちょっと浮いたボールだったりする。
それなら、後衛の方へ打ち返して、次の展開をつくろう。というのが先週のパターン。
でも今日は、相手のストロークの人に打たせたくない場合。
大きく分けて2パターン紹介します。
一つ目は、相手の足下に沈めるパターン。
その後、次のボールで決めに行きます。
足下に沈めておいて、前につめると、
それだけで相手にはプレッシャーがかかり次のショットをミスしてくれる確率も上がります。
相手の前衛にネットよりも高い打点で打たれないようにコントロールしましょう。
もうひとつはロブ。
これはみなさんよく使ってます。
ロブを打って次の展開を作ります。
2つのパターンの使い分けは、
相手の前衛のポジションを見て決めるといいでしょう。
あと2つのパターンの共通点は、どちらもしっかりとボールを持ち上げて打つこと。
一つ目の足下に沈めるパターンでも、
ボールを持ち上げて落とさないと効果的なボールは打てません。
シンプルに引く弾道で、パシッと打ってしまうと、
相手にやられてしまうということ。
なんとなく来たワンバウンドのボールですが、
なんとなく返さずに、しっかりとメッセージのこもったボールを返しましょう。
あっ、もちろん相手の前衛に速いボールでぶつけにいってもいいですよ。笑。
意外と返されて、自分が次の構えが間に合わないということになりがちですけど。。。
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