2013スペインテニスヨーロッパ視察で学んだことPart35!U14 ドロップショットの巧みなラケットワークが凄い!
ドロップショットの巧みなラケットワークが凄い!
さて今日もETAツアーの動画から。U12は、まさかのハードコートだったので全くなかったドロップショットですが、U14のクレーコートでは、たくさん見られました。タイミング良く動画におさめられたものをいくつか紹介していきます。今日のは、打つタイミングと打ち方そのものの技術に注目。ドロップショットに切り替えるまでの流れがとてもスムーズです。ハードヒットするように、前に入りながらボールに近づいて、とてもうまく薄いグリップに変えてドロップを打ちます。
リターンが力強く入り、相手のボールが弱く浅くなります。
攻撃しようと、コートの後ろから前に入ってきます。この時点でしっかり打ち抜くかのように、肘を張って構えています。
さらに前に入ってきて、ラケットをセット。ハードヒットするためのテイクバックが完成しています。対戦相手からもそのように見えています。
この時点で、グリップが薄く握られ、ハードヒットとは少し違う打ち方であることがわかります。相手の位置はまだベースラインの後ろのままです。
インパクトの時点でも、相手は全く動けていません。
映像で見ると簡単そうですが、実際ここまでなめらかに実行するのは結構むずかしいです。バックハンドはスライスを使うので、ドロップが打てる選手は多いですが、フォアハンドでもこれくらい巧く打てると便利です。ハードヒットを匂わすことができる機会は、フォアハンドの方が多いと思います。フォアハンドでも打てるようになっておかないといけないですね。ミニラリーポイントなどのポイントでガンガン使うといいのかなと思います。
※2013年10月22日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月20日に再度公開しました。
注目記事
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オーストラリアンオープン(全豪)ジュニアテニスの年齢分布から考える男女の育成プランの違い。
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- スペインドリルの球出し練習は、ジュニアテニス選手になぜ好影響を与えるのか?
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。