2014チャレンジ サンチェス・カサルテニスアカデミー!遠征日記!7日目!日本ではお目にかかれないメンタルの強さ!
とにかく練習相手のボールが重い!
みんなこちらの時間にも慣れてきて、朝起きてこなくなりました。本当に、よく動いて、よく食べて、よく寝てという理想的な生活です。僕も10年前にここに留学していた時は、練習がキツすぎて、昼寝を合わせると11時間半も寝ていました。昨日も順調に一日のメニューをハードにこなし、その後は日本人チームで追加で一時間半ほど練習しました。ジュニア達は、とにかくこちらのジュニアのボールは『重い』と言います。テニスにとって、『速い』ことも大切ですが、『重い』ということもとても大切です。『重さ』を経験するには、ヨーロッパの選手とクレーコートで打ち合うのがベストです。
練習試合と本番の試合が全く違うヨーロッパの選手
そしてもう一つ、ここに来て気づき始めているのは、『メンタルの強さ』です。昨日はクラブの中の二面だけを使って小さな大会が行われていました。たまたま空き時間にその試合を見ることができた日本人チーム。そこで見たのは、練習中は集中力がなく、ラケットを投げ、投げやりなプレイをする選手の見事な逆転勝利。日本ではあまりお目にかかれない、珍しい光景です。日本では、練習中にメンタル弱いと本番ではもっとボロボロになるのが普通。こちらの選手は、練習中と試合中で二段階くらい強さがアップします。日本人はどちらかと言うと、練習中と本番の試合中で変わらないアベレージタイプなので、面白い光景が見られたと思います。こういう異文化と触れ合うことによって、彼らのメンタルにも好影響があればいいなと思います。
※2014年12月3日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月18日に再度公開しました。
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