ジュニアテニス、苦手なショットを練習する時に注意すること


それは、
苦手なショットが失点につながっているシーンの練習をする
ことです。

バックハンド

例えば、フォアハンドよりもバックハンドの方が、ボールが弱く狙われるのでバックハンドの練習をするとします。その時に、基本的な球出し練習に加えて、

・相手にフォアで打たれないところに打つ
・相手に攻められないように深く打つ
・できればフォアで回り込むようにする

というように試合の状況を入れて練習しておく必要があります。それは、ショット自体の練習ばかりをしていると、試合中、無意識にバックを多く使うようになってしまうからです。

・できればフォアを使う
・バックで打つことになっても、良いボールを打とうとするのではなく、試合で勝つために有効なボールを打つ

ように練習しておかないと、基本練習と同じように良いボールを打つことを考えてミスを連発することになります。

選手は練習したショットに固執する

練習しているショットは、頭に残ります。練習を試合の状況に近づけておかないと、苦手なショットなのに、試合でたくさん使ってしまうことになります。

試合で伸びるために

低年齢から参加できる試合が増えています。とても良いことだと思います。選手は試合の中で上手くなる・伸びるケースが多いです。その本番の試合でしっかり戦えるように準備するのが練習です。

試合の中で強くなるに関する過去記事

 

バランス

苦手なショットを得意なショットにするわけではなく、試合で勝つために改善するわけですから、試合の状況をイメージしながら練習するといいと思います。とはいえ、基本的な球出し練習も効果がありますから、バランスよく練習していくのがベストです。

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