2013スペインテニスヨーロッパ視察日記!4日目!U16のレベルの高さはパワーだけではない。
テニスヨーロッパu16を観戦
昨日は『これぞバルセロナ!』と言わんばかりの晴天!朝10からU16の男女がスタート。ある程度予想はしていましたけど、もう怪物だらけです。男子のラリーなんて、インパクトの瞬間、金属音がします。攻めと守りがあって、クレーコートらしい展開がたくさん見られたU14と違って、もう『ボールの潰し合い競争』という感じ。そしてこのU16のプレイヤーは、U12・U14の時はクレーコートでテクニック・戦術を磨いているわけで、パワーとパワーのぶつかり合いの中に、それらを使った駆け引きが盛り込まれます。観戦しながらふと『?こいつら中3と高1?』と気づくとそのレベルの高さに、お口あんぐりです。またテニスコートに12時間居てしまいました。一緒に来た後輩が真面目過ぎて、コートを離れようといてくれません。まだ一度もビーチやプールにも行けてない。というか、明日も無理なので、テニスコートのみのスペインツアーになりそうです。
順を追ってみるとただのパワーテニスではない
この視察ツアーでは、U12⇨U14⇨U16を順番に見ることができました。徐々にパワフルになっていきますが、低年齢の時のクリエイティブなテニスの上にパワーがついてくるのがよくわかりました。U16だけを見ていては、それに気がつかなかったかもしれません。コートを広く使い、攻めと守りが激しく入れ替わり、ラリーが長く続くタフマッチを支えているのはパワーだけではありません。低年齢の頃から培ってきたクリエイティブさがその土台になっています。
※2013年8月28日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月18日に再度公開しました。
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