サビアノさんのアカデミーへ。
こんにちは!
マイアミは暑いです。暑さの質は日本と似ていて湿度が高いです。
バルセロナのようなカラッとしていて日陰は天然のクーラーって感じではありません。
昨日は朝から行動。30分ほどかけて目的のテニスクラブへ。
暑さの中、朝からジュニア達が練習していました。
早速、アポをとっていたサビアノさんの元へ。
最近では女子のプシャール選手を育てたことで有名ですよね。
自分の名前でアカデミーをここマイアミに立ち上げています。
コートはハードコートとグリーンサンド。公営のコートを間借りしている感じ。
なのでレストランやカフェがありません。
いきなり選手育成の話になり、僕もヒートアップ。
ラケットもって、あ〜だこ〜だと育成談義。
その後、クラブハウスの中に入ってミーティング。
僕のやりたいことをしっかり伝えました。そして賛同してくれました。
サビアノさんがしてくれた話の内容をまとめると、
『ジュニア期はとにかく基礎をしっかり固めることが大切で、
しっかりした土台の上にしか良い成果は育たない。
U12やU14で勝っているジュニアの中でそれをしているかどうかが、
その後の成績に大きく影響する。』
『私は自分の名前でアカデミーをやっているので、お金だけではやらない。
自分の名前に信用を失うことはやりたくない。』
という内容。
前者の意見は日本の指導者も理解していること。
ただ後者をしている人は意外と少ない。そりゃ、自分の名前でやっている、もしくは自分の顔をしっかり出してやっていると、叩かれることの方が多くなります。でもね、それだけの覚悟をもってやるので責任をもって良いものを作ることができます。
サビアノさんもそういう環境に自分を置くことで、しっかりとした仕事をするんだという意思表示をしているんだと思います。ことあるごとに、『お金だけでなくて』という表現をしていました。
フロリダは、何十年も前から世界中から留学生が来るテニスの中心地。それなりにレッスン料も高いですし、『お金儲け』としてのレッスンというレッテルを貼られてしまいます。海外から来た僕がそのような先入観を持ってると想像しての発言でしょう。
僕は結構海外には出ていてネットワークもある方なので、最初からそのようなアカデミーは回るつもりはありません。なのでそんな説明不要だったんですけどね。テニスの仕事も長くして来ているので、組織の形態などを見ると、どんな質の指導が生まれやすいのかもわかります。結局はトップの頭の中の信念が薄まらないような組織作りが必要。それはテニスアカデミーに限ったことではないですけどね。。。
さて今日も違うアカデミーへ出発です。今日の行き先はデルレイビーチ。錦織選手がツアー初優勝をした地です。
キッチン付きの宿でグリーンスムジーも復活。スーパーの価格はバルセロナよりは高いですけどしょうがない。
朝のスムージーは、自分への投資ですから。
キッチン付きの宿が安価で借りられるのは、本当にAirbnbのおかげです。10年前ならこうはいかなかったです。
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