くじ運の悪いジュニアは実力通りの成果が出るまでどれくらいかかるのか?


くじ運が悪い!!!

各地域のランキングシステムによっても変わると思いますが、予選や本戦で、すぐにシードに当たってしまう、くじ運の悪い選手がいると思います。1年のランキングレースに大きく左右する最初の試合で、そのようなアンラッキーに当たると、次の大会もシードがもらえずに、運の悪いドローに入る確率が高くなり、なかなか勝ち上げれないという経験をした方も多いと思います。

私の経験

私のコーチ時代の経験では、約2年くらいあれば、実力通りのランキングに近づいてくると感じています。長い選手は3年ほどかかった例もありますが、運とは時に怖いものだなと思います。

正のスパイラル・負のスパイラル

勝ち上がってポイントがもらえると、次もシードがつき、地域大会にも出て、違うレベルを体験し、さらにレベルアップします。対して、実力があってもくじ運に恵まれない選手は、なかなか自信をつけることができず、レベルも上がりにくいものです。

お父さん・お母さんの役割

当たり前のことですが、大切なのは実力です。正のスパイラルや負のスパイラルと書きましたが、今はうまくいかなくても、実力があれば、正のスパイラルに乗れる日は来ます。もし、本戦に上がれなかった、県予選を勝ちがれなかったという結果になったとしても、それ相応の実力があれば、勝ち上がれたと思って高いレベルを目指して練習すれば良いだけです。そのレベルにあるかどうかは、コーチに聞けば教えてくれます。子供達にとって2年というのはものすごく長い時間です。

ですが、大人にとっては、ある程度、予測できる時間感覚です。

先日の記事でも書きましたが、コーチは大体2年くらいを一つのスパンと考えて、テニスを改善していきます。2年という時間を、感情に流されずにマネイジメントして、しっかりと実力を高められるようにサポートしていきましょう。

先日の2年くらいのスパンの過去記事

 

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