2016 テニス クロアチア・スムリクバボウル&DudBowl遠征回想録!Part5!男子の重いボール。女子とのペースの違い。ロングポイントとショートポイント。
DudBowl男子決勝の動画。ロングポイント!
DudBowlの男子決勝の動画です。男子になるとスピンの量がかなり増えるので、なんとも言えないスローペースに感じます。最初の動画は、お互いにバックサイドで重いボールを打ち合いながら探り合い、最後に回り込みフォアでストレートに仕留めるシーン。これは静止画よりも動画で見た方がいいですね。クレーコートが生み出す、なんとも言えないスローペース。でもお互いにチャンスを伺いながらしっかりとボールを打っています。当て返しでは、すぐに決められてしまいます。どちらも重いニュートラルボールを打っているからこそ成り立つポイントです。
ここまでオープンコートを作って、しかも打点を落とさずに高い打点でエースを狙いに行きます。
DudBowl男子決勝の動画。ショートポイントを2つ!
次の動画ショートポイント。まずはリターンエース。これも何気なく打ってますが、打点高いです。手前の選手のセカンドサーブはかなり弾んでます。
いいタメが作れていますね。
そして最後の動画は、深いボールとドロップショットの組み合わせ。教科書通りの組み立てです。
クロスに深く打って相手を下げておいて。この時点で手前の選手は後方に下げられて画面に映ってません。
一番走る距離が長い対角線上にドロップ。
見事ですね。
男女のテニスは全然違う!!
7月13日の記事内の女子のラリーと比べると、男女のテニスの違いがよくわかります。男子の方が、空中でのボールスピードは遅いです。スピンをたくさんかけるからです。この男女のスピード感の違いは、指導するときに役に立ちます。年齢が上がるにつれて、男女のテニスは違うスポーツであるかのように深い違いが出てきます。
7月13日の記事 2016 テニス クロアチア・スムリクバボウル&DudBowl遠征回想録!Part3!DudBowl女子決勝のボールの軌道から学ぶ強い選手の条件!
※2016年7月15日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月14日に再度公開しました。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- 外人って何食ってるからあんなにデカくなるんだろう?海外のジュニア選手の食事。