テニス中心の生活だと自然に学べること

20代の頃は初心者のジュニアを指導する機会も多かったのですが、30代40代になるにつれてその機会は減ってきました。 つい最近、テニス歴は数年ありますが、週1回のクラスしか受講していないジュニアを指導する機会があり、試合を…続きを読む

折れずにただ淡々と

子どものテニスのサポートでおすすめなのは、しっかりサポートしつつも、感情に感情移入しないことです。 テニスは上達だけでなく、上達しても、同じレベルの選手同士の勝負で勝たなければ結果につながりません。 上達はある程度計算で…続きを読む

テニス指導の社会的な側面について

テニス指導には、 ・純粋な技術指導 ・面倒を見る的な指導 があると思います。 テニスが好きで自分もテニスを頑張ってきた多くのテニスコーチたちは、両方を大切にすると思います。 ですが、面倒を見る的な指導の比重が重くなると社…続きを読む

対話の体力

子どもたちには、できるだけ正解をすぐに言わずに子どもたち自身が自分の力で正解にたどり着けるよう導きましょう。 こんな言葉を聞くと、指導者としてテニスもそうだなと思う。 でもいざコートに立つと、すぐに正解を口走ってしまう自…続きを読む

クローズドスキルの練習を行う理由

低年齢からジュニアを指導していると、ランキングに追い詰められている子どもたちの存在に気づきます。 ひと昔前と比べて、ジュニアテニスの競争性は高まっていると感じます。 この場合の競争性とは、自分以外の他者との競争です。 プ…続きを読む

時代背景が違うと言葉がすれ違う

物語を書いていると、テニスを指導する上での問題って、指導論だけにあるのではなく、その他の要因にあることがわかります。 ある程度、正解が分かっていてもその伝え方って本当に難しいと感じます。 コーチたちが育ってきたアナログな…続きを読む

今必要なこと+将来必要なこと

ジュニア選手において大切なのは、目の前の試合に必要なこととある程度テニスが完成してきた時に必要なことの両方を日頃から練習しておくことです。 指導の世界ではよく『2年前のコーチ』という言い方がされます。 今の課題は実は2年…続きを読む

僕が体験したスペインテニスの強さの奥深さについて書いた『ぺしゃん3』

私がスペインに長期テニス留学したのはもう20年も前のこと。当時はファンカルロス・フェレイロ(アルカラスのコーチとして有名)やアルベルト・コスタ、カルロス・モヤ、アレックス・コレチャなどが有名でしたが、留学先としてスペイン…続きを読む

ガウフ選手の優勝で思い出すこと

テニスを指導する上で、いかに言語化するかについて頭を悩ませます。現場で自分の頭の中のイメージな上手く伝わった時は嬉しいものです。 ただ、まだまだどうしても上手く言語化できないことがたくさんあります。その代表的なものが、勝…続きを読む

自分のおかげで上手くなったとドヤ感を出してしまうコーチ

物語を書いていると、時折、作中の登場人物が実は自分の反映であることに気づくことがあります。 僕が書き手として、これまで出会った人たちのエッセンスを取り入れたり、理想的なキャラクターを描こうと努力しても、 それらの人物像は…続きを読む