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時代背景が違うと言葉がすれ違う

物語を書いていると、テニスを指導する上での問題って、指導論だけにあるのではなく、その他の要因にあることがわかります。 ある程度、正解が分かっていてもその伝え方って本当に難しいと感じます。 コーチたちが育ってきたアナログな…続きを読む

今必要なこと+将来必要なこと

ジュニア選手において大切なのは、目の前の試合に必要なこととある程度テニスが完成してきた時に必要なことの両方を日頃から練習しておくことです。 指導の世界ではよく『2年前のコーチ』という言い方がされます。 今の課題は実は2年…続きを読む

僕が体験したスペインテニスの強さの奥深さについて書いた『ぺしゃん3』

私がスペインに長期テニス留学したのはもう20年も前のこと。当時はファンカルロス・フェレイロ(アルカラスのコーチとして有名)やアルベルト・コスタ、カルロス・モヤ、アレックス・コレチャなどが有名でしたが、留学先としてスペイン…続きを読む

ガウフ選手の優勝で思い出すこと

テニスを指導する上で、いかに言語化するかについて頭を悩ませます。現場で自分の頭の中のイメージな上手く伝わった時は嬉しいものです。 ただ、まだまだどうしても上手く言語化できないことがたくさんあります。その代表的なものが、勝…続きを読む

自分のおかげで上手くなったとドヤ感を出してしまうコーチ

物語を書いていると、時折、作中の登場人物が実は自分の反映であることに気づくことがあります。 僕が書き手として、これまで出会った人たちのエッセンスを取り入れたり、理想的なキャラクターを描こうと努力しても、 それらの人物像は…続きを読む

リターンは独立したショット

昨日の練習会イベントはリターンをメインテーマに行いました。 リターンの指導をする時は、サーブ、ストローク、ボレーと同じでリターンを独立したショットと認識するように伝えています。 リターン≒ストローク と考えてしまうと ・…続きを読む

自分が楽しむため

なんで小説なんて書いてるん? と聞かれると 「自分が楽しむため」 という答えになってしまいます。 言い方を変えると自分のために書いているという感じ。 ブログに関しては、ジュニア育成に関することが多く。自分の内省を踏まえて…続きを読む

伸びる時期にどれだけ伸ばせるか?

テニスの成果は、練習量に比例して忠実に上がっていくものではないことを、長い指導の中で感じています。選手の進歩は階段のように、一段一段確実に上がっていくものではなく、停滞期があった後に、突然大きく成果が出ることも珍しくあり…続きを読む

小説を書き始めたら止まらない件について

私はテニスコーチとして活動していますが、実は秘密にしていた趣味としての小説家の一面も持っています。約2年半前に小説の執筆をスタートし、今では既に14冊を手掛けています。その中でも私の最も愛着のあるシリーズは「ぺしゃん」で…続きを読む